« 2005年11月 | ホーム | 2006年01月 »

2005年12月31日

日記: 12/31

人生の提案、すす払い、餅を切る

2005もご愛読ありがとうございました
2006よりこのページはブログに移行することになりました
どうぞよろしくおねがいします

投稿者 shiori : 16:55 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月30日

日記: 12/30

二日酔い
学芸大学天狗にて同伴定例会
マチダコー、ナカジ、ちゃんこサワー、メルヘン、暴力
タクシー帰宅

投稿者 shiori : 16:54 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月29日

日記: 12/29

二日酔い
田町駒八にてフリーダム同期周辺忘年会
断食、γGTP、ロック、スイサイド、結婚
帰路不愉快なことあり→警察→魚民未明まで

投稿者 shiori : 08:27 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月28日

日記: 12/28

若干ふて寝。本日、録画・録音仕様演奏会。いわゆるMTVアンプラグドみたいなやっちゃね。狡猾なクレーンカメラ、黒子たちの暗躍、茫洋たる待ち時間。ものものしきアトモスフィアにはしゃぐのは若さか性質か、さあどうなんでしょうと考えつつ。同世代との音楽的語らい。同性との生活的語らい。本番八がけの出来。マーフィーの法則って結構当たるよね。ね。ね。マーシーは塀の中だよね。ね。ね。ほら、パンツをさ。山王の鉄板焼屋で打ち上げ忘年会。肉のさし多し。店員の化粧濃厚。午前2時、ジョ〜ジの待つ店で♪帰宅。祖母の部屋を覗くと、いない。消えた。拉致。マンギョンボンゴウ。ではなく、布団色の寝巻きを着て布団の森でかくれんぼ。カメレオン・ヤエコ。みいつけた。

投稿者 shiori : 16:56 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月27日

日記: 12/27

払暁の諦め。玉音放送の空耳。GHQ?所詮、身体のでかいやつの勝ちだよ。デオキシリボ核酸の領分。無能を再確認するための人生。女はいいなあ。女ってのは実に器用に馴染む生き物だ。口と腹が別に動くってえところがすげえや。金にチョコレートに美辞麗句。毛唐人にもほいほい腰を振りやがる。給食はパン食ですって。度量衡の改めですって。変わるのって楽しくって。負けた?誰が?おほほ、どうでもよくってよ。それよりあの姑を何とかしておくれよ。と寸劇でも興じねばやれない感じであった。演奏会の予行演習。久々の家飯。赤葡萄酒3杯、豚汁、他家の自家製ハム焼き、パプリカの焼き物、青菜の胡麻和え、野菜サラダ、ブルーチーズ、フランスパン、明太子パン、2時間かけて平らげる。満腹で気絶。

投稿者 shiori : 16:56 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月26日

日記: 12/26

おらおら系寒波襲来、びりびりびびる。体感温度今年最低記録。昼スターバックスのパン、夜わっしょい唐揚弁当。赤葡萄酒1・。眠りに落ちる前に「目が覚めたら何もかもが魔法のように上手くいっているかも」と希望を託してしまうのは、一度意識を失ってしまえばそのあとのことはなんともいえないわけで、というのも我々は寝て起きて「たまたま」同じ現実に戻ってきているだけのこと、そこには何の保証もなく、それこそグレゴール・ザムザのようにある朝目覚めたら虫になっていたなんてのは荒唐無稽な話ではないと思っているのだが、苦しい時に苦しい想像をするともっと苦しくなるので、楽しい明日に思いを馳せて眠りに落ちる。やがて朝が来て「たまたま」同じ現実に戻って。虫になっていなかっただけよしとして。

投稿者 shiori : 16:57 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月24日

日記: 12/24

朝起きられず。作業難航終日悶絶。テレビの赤子に向かって「おい、おい、こっち向かんかや」と話しかける祖母。クリスマスイブ礼拝に行って牧師の説教が手抜きだとケチをつける父母。客を交えて晩餐会、チーズフォンドュ、鰺のマリネ、平目のカルパッチョ、牛スネ肉の葡萄酒煮、ボルドーマルゴーまいうー。サンタごっこがしたいよう。とびきり豪奢なやつね。起きたら枕元に森ビルが建ってんの。起きたら全身整形されてんの。

投稿者 shiori : 16:59 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月23日

日記: 12/23

渋谷の街は浮かれたつがいで溢れ歩行困難、集合時間に遅刻して。怒られて。31にもなって。リハの途中でシャツを激しく開襟&立襟した男子が乱入、『君は友達』を歌って去って行く。誰だ誰だ誰だゴスペラーズだ、ならばガラスの靴で踊るミモザって何だ何だ何だと聞いてきてはくれないか、と懇願するが叶わず。坂本龍一に会う。気に食わない人物あり。甚大な待ち時間、社員食堂にパソコンを持ち込み作業。本番、若き血潮の暴走、リズムの樹海で迷子、大人たちおおわらわ。終了後緊急会議、帰宅後もらった弁当を缶ビールで。

投稿者 shiori : 08:33 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月20日

日記: 12/20

よい知らせあり、ようやく出航の模様。シャンパン片手に馳せ参じ新しい門出を祝いたいのだが、愚鈍な脳味噌のせいで身動きがとれず、世界のはじっこで愛を叫ぶ。でがけに貧血になりトイレでうずくまること数十分、派手に遅刻した。午後3時、夕暮れの予感。早いっすよ。スピード違反ですよ。逮捕ですよ。ふと気が付けば、再びならず者の彷徨が始まったようだ。というのは当ページの話、度重なる襲来で欄外に押し出される始末、地道に消していくつもりですがおっつかないこともあり、そこんところよろしゅうたのんます。チャングムがす、すごいと家人より報告あり。昼炒飯、夜それゆけチキンカツ弁当、酒飲まず。無味乾燥な人生。

投稿者 shiori : 07:25 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月19日

日記: 12/19

頻繁に通っているスタジオがかなりやばいという話を聞く。やばいというのはもちろん物の怪のことで、なんでも昔大火事があって30人が焼死したり脇には処刑台があったとかで、夜中になるとうめき声とか叫び声が聞こえるということだった。ハウスエンジニアの人はもう慣れたといっていた。そういえばあのスタジオに行くと肩が凝るとか胃腸の調子が優れないとか寒気がするとか思い当たるふしはあるけれど、それは過剰喫煙とか緊張の類いからくるものかもしれないので一概に物の怪ともいえないし、私自身はそんなに邪悪な感じはしていないので深く考えるのはよしておく。行くのが嫌になると事だからね。横浜そごうのレストラン街(改装後)のほうがよほど邪悪で、先日も一歩踏み入れただけで二度と来れないと悟った。物の怪とは少し異なる気もするが、空気の淀んだ感じに耐えられなくて行けない場所がけっこうたくさんあって不便である。まあしかしながら物の怪よりも何よりも一番恐いのは生身の人間なんですけどね。昼焼そば、夜パスタ、酒飲まず。味気なき人生。

投稿者 shiori : 08:00 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月18日

日記: 12/18

鍋の把手のひび割れた隙間から蒸気が立ち上っていて、気付かず触れて少しやけどをした。お釈迦にすべし。幼少の時分につまづいてガスストーブの上に座ったことがあり、右太もも裏にストーブの網目模様のやけど痕があるの、というのは口説き文句に使えるだろうか。松尾スズキのテレビ。好きよ、あなたが好きよ。高級靴下を半ダース頂く。知人の輸入ワイン会社から従業員価格で購入したワイン一箱が届く。すべて市場価格の6がけ、試しに1200円のアメリカワインを飲んだらべらぼうに美味しかった。祖母にも勧めると飲んでみるというので注いであげると、私の手元をちらと見て、神妙な顔つきでグラスをぐるぐる回した。笑うと「回し過ぎかやの(回し過ぎかしら)」と言ったのでさらに笑う。好きよ、あなたが好きよ。古新聞プラナマ紙ごとにまとめあげて運搬、安息日のお仕事、あらまあ、もうすぐ今年も終わりですか、明日から始まる地獄の日々を思うて床に就く。

投稿者 shiori : 06:15 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月17日

日記: 12/17

朝5時半に起きたら昨晩近所のバーで飲んだ安酒が盛大に残っていてこれはもう迎え酒、はたと気付いたのだが二日酔いするかしないかは実は酒量ではなく醒まし方に因る、つまり飲み終えてから寝るまで、最低2時間は確保してその間に風呂およびソフトドリンクを摂取すると翌朝すっきり生きる希望に満ち溢れるというもの、仕方ないんでね、迎え酒はよしておきましたよ。昼中、思考が完全停止→巨大クリスマスツリーの映像を見た祖母が「アーメンソーメントコロテン」と呟き、はっはーん、そういう手があったか→思考が再起動して事なきを得る。街へ、ブローチとどんぶり5鉢。小銭を手にした人民が遥かなる奥地より結集していてなかなか晩餐にありつけず、一度断られた店でイタリアン。とても記憶できない品種のワインが美味、ゴルゴンゾーラソースのニョッキなど。法則を遵守して0時就寝。ベイビー、今夜は目覚ましはかけないぜ。

投稿者 shiori : 21:48 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月15日

日記: 12/15

マジ寒くね?太陽出てても寒くね?ちょっとおかしくね?とぶつくさしていると、やおら祖母の寸劇が始まりあっけに取られ。ソファーの敷物に関する話で登場人物は三越の店員と友人Aと自分、声色と調子を使い分けて渾身の寸劇。もうすぐ死ぬのだろうか。おひねりとして焼き芋を支給。Pさんと久しぶりに話す。おめえたちは何様だって?俺たちは俺様よ、という波長がぴたりときてなごまばなごみてなごむとき。ゴミ箱とカーテンの視察、エッセイ本のまとめ買い、超音波眼鏡洗浄、冷凍タコ焼きを土産に。チャングム、うぐぐむ、作業の片手間にちらちらと。春巻き、蓮根と茸の炒め、じゃこサラダ、ル・ヴァン・ルージュ、トロワ。3年ぶりにTさんからメールあり。夢に私が出てきて懐かしくなったとか。私が死んでも私は生きるのだ。どうだ。うざいか。

投稿者 shiori : 10:30 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月14日

日記: 12/14

この期に及んでまた余計な仕事を頼まれて発狂しそうになった。一年に何度かこういうちりちりな感じ。ちりちり。散り散り。地理地理。追い込まれると通常底力の出るものだが、追い込まれ過ぎて屁しか出なかったことがあるので油断はならない。今自分を駆り立てるのは自分をへなちょこだと認めたくない意地だけじゃあ。誰が腰砕けじゃあ。おんどりゃあ。祖母のお土産に日めくりカレンダーとマクドナルドのポテトを買って帰ると、箸でつまんでひょいとこしょ、箸でつかんでぱっくんちょ、馬鈴薯の高級感。うっかりチャングムを観て後悔のあまりナミダグム。観たら観てしまうものは観ないにかぎるのでもう観ない。葡萄酒3杯、とんかつ。こっちもテキトーにやるけんそっちもテキトーにせえよ、投げ遺り電話。

投稿者 shiori : 10:32 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月13日

日記: 12/13

しだれ柳の植わった川沿いの街道を上流に向かっててくてく歩く夢を見た。空は薄曇り、時折風が吹いて柳がさわわと揺れ、少しだけ希望のようなものがあって、いい夢だった。と書いていて恐縮なんだけど、人の夢の話って退屈である。本人ほどの興奮や感動はないし、だいたいが話しているうちにますます支離滅裂になって何がおもしろいのかわからなくなってくる。小説でも主人公の見る夢なんかが挿入されていると読み飛ばしたくなる。と人には言っておきながら、やはり自分の夢の話はなぜかしたくなるもので。気をつけたいもので。つぶらな瞳の祖母は今日も好調で「男とみれば誰でも好きというわけにはいかない」などと言っていた。当たり前のことを当たり前ではないふうにいうのが彼女のおかしみである。夕方、宿願の買い物。思うほどは美味しくないんだろうなあと思いつつ焦げ茶の表面を諦めきれず、オランダ製のキャラメルワッフルを買った。立ち読み後ディナー、味付け甘し。

投稿者 shiori : 10:33 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月12日

日記: 12/12

また月曜日、いったいあと何回月曜日が来れば気が済むんだろうと枕に顔を埋めたこともあったが、今は顔は埋めないものの今日は何曜日なんだかといった具合で、上がってんの下がってんのってねえ。体操して脂肪を燃焼したのち白湯ラーメンをすすって藤竜也を鑑賞。聖夜に東京駅の雑踏で歌を歌うという堕天使のごたる仕事があっていささか気が重かったのだがめでたくキャンセルギャラは減らしません、と慌てん坊のサンタクロースより連絡あり。チョコレートを2粒。ワインを2杯。小咄を2つ。祖母はひねもす牛丼の話をしている。輸入再開を快く思っているようだ。どうやったら走るのが速くなるんだろうと胸を痛める子供の心情をなぞるような一日。目を閉じたら即座に緞帳降下ワールズエンド。

投稿者 shiori : 10:35 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月11日

日記: 12/11

奇跡的に禁酒。「誰と誰がまぐわってんのさ」とテレビに突っ込むと母がげらげら笑った。祖母の目がつぶら。

投稿者 shiori : 10:36 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月10日

日記: 12/10

ねむさむねむさむの私に届いた知らせは黒い縁取りがありまし〜た、だと嫌だな思っていたがそれほどでもなく、とはいえ楽に駒を進めることはありえないわけで期待と不安の混じった心地よい緊張状態といいましょうか、生きる希望が湧いて来ました。蹴玉の福引きの話。今日はね、ちょっと早起きし過ぎて失敗したの。座って立ってごろん座って立ってごろんを繰り返すうちにあっちゅう間に日が暮れてしもてね。げっぷとかおならとかくそとか鼻くそとかね。する人もいるらしいですわ。因果な話。夕餉には獣の肉やら皮やらを串刺しにして焼いたものを頂きまして。初戦の先発メンバーなどを予想。惨トスは是非とも外して頂きたいという願いはかなわないんだろうな。ブラジル戦ハッスルし過ぎてへんてこなパスを出すんだろうな。でも彼は通訳だからね。縦に勝負出来ない男だけどポルトガル語が話せるからね。帰宅後、ジャニーズ少年のウォーキングについて考察。塾講師の鬱屈。発芽のメカニズムに見覚えあり。10時半、本日終了。

投稿者 shiori : 10:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月09日

日記: 12/9

あた〜らし〜あっさがきた〜きぼ〜おの〜あ〜さよ〜、朝だ朝だね朝だよ朝だことよ朝であるかな朝これになからずんば朝やいかならんものぞ、と朝を誉め讃えるうちに昼になり、ZANG-PANG LUNCH。祖母があまりにも眠り姫なので足踏み体操を実施、嫌がる彼女、説得する私、折れる彼女、励ます私「じゃあ、30回ね」「はいはい」「いくよ〜さんはい!」「い〜ち、に〜、じゅ〜さん、じゅ〜し・・・」と勘定する祖母であった。イエイイエイ。ぬおおおっと底力を発揮してなんとかタコ壺から生還、お洒落な街のお洒落なカフェでお洒落なフードをジェマンジェ。フォオグラからチョコレートムースまで、赤ワインの通奏低音、饒舌なノクターン、ロリコン撲滅隊発足、隊員同士の根本理念が食い違い調整等。ABCであれこれ買ってべろっちょで帰宅、ツーカウントで夢の国へ。

投稿者 shiori : 10:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月07日

日記: 12/7

家事から解放シーズン到来、あたしはほんと家事が嫌いぞなもし。あれやっとったら他のことなあんもできんけん。謝謝!夕方までもぞもぞと利己的に活動後、書を捨てて街へ出ようぜベイビー、百貨店めぐり。タワーレコードでエミネムなど万引き。紀伊国屋書店で『水滸伝』全巻も、と思ったが勘弁してやったよ。重いからね。読んでない本がたまっているからね。正月読本用と後生大事に取り置きたる本の背を眺めて暮るる日かな。色々とナニがナニで心穏やかな正月を迎えられるか不安なんだけどな。そごうの地下で天然えびの串揚げ数本と仏産葡萄酒を万、も〜やだな〜ちゃんと買いましたよ〜ポイントつくしね〜生ビールでもひっかけたいのだが晩餐に遅れるので女性専用列車に乗って。2名ばかりちんこのついた人が紛れ込んでいたのでどうしたものかと眺めていると車内アナウンスで我に返った模様、とっておきの冗談を滑らせたような顔をしてそそくさと退散。あなたの思うよりこの世はせち辛いようで。葡萄酒とジャガ芋と鱈のグラタン、夜はしんしんと更けて。

投稿者 shiori : 10:41 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月06日

日記: 12/6

朝、粉雪舞う。洗濯が面倒だったので体のいい言い訳ができてよかった。迷って迷って迷宮のラビリンス、ここまで迷うということは本当にやりたいことをやっていないからなのだ。知らず知らずのうちに行儀のよさや類型的な考えに囚われて端緒の衝動のようなものがくぐもってしまっている。少々苛ついて昼食、祖母の動きがのろくてまた苛つく。これ各種虐待の基本図式なり、青春のリグレット。午後、悪い知らせあり。ゆあーんゆよーんゆやゆよーん、ってオノマトペですよ汚れちまった悲しみですよ。ドストエフスキーもいっているように「あったことがあった」のは酷なことよ。火鍋の汁なるものを購入して鍋支度、しかしなんと。あまりの辛さに食べられず、焼き芋や煎餅で飢えをしのぐ。ビール、ワイン、煙草を2本。

投稿者 shiori : 10:42 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月05日

日記: 12/5

寒いぜヨコハマ、午前6時。白妙の富士に一礼。ジムに行ってダンシング、アイムオンリーダーンシーン♪、ランチは祖母と共に長崎ちゃんぽんをすする。来年のスケジュールに関して業務連絡など、おそらく生きていると思うけれどそうではない可能性もないわけではないですよねえというくらい先のスケジュールに関して。猛烈な眠気と攻防戦を繰り広げるうちにふと気が付くとすでに夕暮れであった。絶望。客人来るももてなす気力もなく、鶏のトマトソース煮などをこしらえさせて、自分はビールとワイン。セブンイレブンで売られている金色の牛のぶら下がったスペインはトーレス社のワインを愛飲している。黒色ではなく金色の、というのがちょいワル。ってちょいワルってなんだ。善良な市民を莫迦にするにもほどがワル。ハグして帰っていったばかりの客人から電話があって、時計と携帯を忘れたから取りに戻るというのだが、探せど探せど携帯が見当たらずどうしたものかとあぐねていてはっと浮かんだのは「ではあんたはどうやって電話をかけてよこしたのだ」という疑問で、ドアを開けると満面失笑の客人が立っていた。こういうのも灯台もと暗しの仲間に入れて構わなかったでしょうか。

投稿者 shiori : 10:43 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月04日

日記: 12/4

午前6時起床、まだ夜は明けておらず。昨晩の酒も抜けておらず。それにしてもめっぽう寒い。セーターを二重に着用、ミルクティーがすぐ冷めてしまう。どういうふうに喋ればすらすらと淀みなく、いや淀んでもいいんだけど「実感」というものに近付けるのか考えていたら埒の開かぬままお昼になる。祖母にうどんを拵えてあげる。祖母、狂喜。ずるずるっと。午後になっても温度は上がらず、マフラー着用で引き続き考えて考えて考えて爆発、ぐずでのろまであほうのあたし、ゴミ箱を蹴つってやろうかしらん。祖母が目を閉じて手をゆっくりとひらひらさせているので「何ですか?」と聞くと「幸せの風を呼び込んでいる」と言った。きゅん。夜は肉や野菜を焼いて、ビール、ワイン、ミックと談話。カーティス・メイフィールド『people get ready』を聴いて心が柔らかくなった。年末、NHKーFMで生演奏とか。カエターノ・ヴェローゾなどでさらにワイン、11時半床に就く。

投稿者 shiori : 10:44 | コメント (0) | トラックバック (0)