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2008年02月22日

日記: パンを焼こうと思った(松山1)

 再び、松山へ。今回は家人もいっしょ。
 調子の悪い機体があるとのことで、出発が一時間半遅れた。搭乗手続きをすると、1,000円分の食事券がべえっと出てきたので、天ざるを食べて時間をつぶす。前回はウィングレットつきの最新型ボーイングだったが、今回はマクドネル・ダグラス(現在はボーイングに吸収合併)のMD-90。生産中止になっていることもあり、飛行機好きには人気の高い機体である。ボーイング767なんかとは乗り心地がまったく違う。なんといっても、離陸がダイナミック。ものすごい角度をつけて急上昇していく。身体がずり下がる。飛行中も「僕、飛んでます!」という感じがひしひしと伝わって、スリリング。
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 予定が遅れたので、家の片付けもほどほどに、道後温泉へ。今年に入って4回目の入湯である。家人は松山、いわんや四国自体が初めてで、路面電車に大喜びしていた。たしかに、あれはいい。山陽、四国、九州にはわりと多くて、この地方が好きな理由のひとつだ。東京の世田谷線や荒川線もジャンルとしては路面電車だが、電車と車がいっしょに信号待ちしていたり、線路をまたいで車が横断する、なんてのはない。ちょっと興奮する。こちらが車内。
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 夜はブイヤベース。瀬戸内の魚貝をふんだんに使っていて、本当に美味しかった。こちらの人はよく「関東の魚なんか泥臭くて食えません」と憎々しいことをいうが、実際に来て食べると、そら、そうやろなあ、と納得してしまう。イキがよくて、種類が豊富で(マグロはない)、ひいては魚の扱いに慣れてる料理人が多いので、へぼい店でも魚だけは旨いのである。
 今日の店は自家製パンも美味しかった。わたくしもそろそろパンを自作する時期かもしれぬ、とふと思った。わたしには具体的な人生目標が4つあって、そのうちのひとつがパンを自作する生活。ほかの3つに比べれば、容易に実践できそうな目標であるが、これがなかなかむつかしいこと。今年中には、必ず、一度。人は色んなタイミングで、色んなことを決意するものである。

投稿者 shiori : 09:16

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コメント

路面電車といよてつが直角交差するところがかなり素敵です。
松山はほんとにいいですよね。

そのポイント、今回、見逃しました(すすり泣き)
松山は道路の8割が碁盤の目なので
電車も90度でかくかく曲がる
それでもって時々ななめ
本数が銀座線なみに多い
ラブ

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