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2008年01月17日

日記: 縁起ウインナー

 最近マーケットへ行くと受験生向けの菓子コーナーがあって、わたしも暇なものだから手にとって眺めてみるのだけど、「うカール」とか「勝ちの種」とか「Toppa」とか、お菓子屋もなかなか頑張っている模様である。中でも「うカール」がよい。語感にカタルシスを感じる。思いついた人はうきうきしたに違いない。よっしゃ、と対抗心を燃やして思いついたのが、エントリーマアム。……いまいちである。うカレーパン、とか、うカレーうどん、も二番煎じでよろしくない。ではストレートに「おいしい牛乳」ならぬ「うかる牛乳」とか「勝ちミルク」というのはどうだろう。案外売れるかもしれない。と調子づいて覗いた精肉コーナー。ぴんときた。縁起ウインナー「アルト・ハイレルン」。どうだ。
 という地味な日常を送っているわたしだが、今日は所用で銀座へ出かけた。新しいビルが次々とオープンして銀座のセレブ度は急降下、昨今はふんわりと良い香りのするオネイサンをあまりみかけなくなった。残念である。そういう感想を持つのはわたしだけではないようで、菓子屋の会計を待っている間、後ろの女子二人が、最近の銀座はイモだ、と嘆いていた。なんとはなしに聞いていると、どうやら彼女たちはホステスさんのようで、「頭はいいが気の強い」同僚の悪口を延々と喋っていた。あいつ絶対アイジンがいる、だってシフトをあまり入れてないのに羽振りがいい、客の前で態度変わり過ぎ、でも根性あるよねあいつ、などなど。ふむ。「頭はいいが気の強い」人と「頭は悪いが気の強い」人と、どちらが始末に悪いだろうかとしばし考える。あるいは頭の良し悪しではなく「気の強さ」がネックなのかもしれない。マネケンというベルギーワッフル屋でのこと(なかなか美味しかった)。

投稿者 shiori : 13:30

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コメント

駄洒落な商品名なら開き直ってベタベタがいいですよね。
個人的には、どっかのお店でみた「アゲマン(揚げ饅頭)」が良かったです。この位ベタだからこそ、お客がつくというもの。


銀座については、かなりリアルな話で、今や六本木の方がむしろ華やかだとか、通は新宿ゴールデン街だとか。銀座の偏差値が落ちているのは美醜だけでなく、ウィットというか洒落っ気が失われていることが主因だとのんべぇが語ってました(まさに今日)。

ウィットの効いた街って
なんかいいですねえ
秋葉原とか東大阪とか
今年は初心さんのおかげで
コメント欄が充実して嬉しいです☆

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