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2008年01月01日

日記: 7th

 年末は北海道でスキーをして、大晦日、年の変わる3分前に帰宅、なんてことをしていた都合、ぬるっと年を踏み越えてしまったけれど、ひとつ言えるのは、2007は決して良い年ではなかった。何も成さなかった。努力できなかった。ツキもなかった。そのくせ酒は飲んだ。入院をした。祖母も死んだ。でもまあそんな年もあるだろうよと空を見上げる余裕はあった。今年私は34歳、はてさて、人生をどう折り返そうかしらん。
 ところで、初めての北海道は魚介が魚介で魚介だった。確かに美味かった。けれどその代償ともいうべきあの寒さ、顔が痛くって泣けてきちゃって。人々も二重窓の向こうから出てくる気配もなく、街は閑散としていて、札幌から電車で数分の場所なのにこんな具合。ルルル。
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 この駅に住まう義兄2号夫婦は私たちを車で送り迎えて、美味い酒をしこたま飲ませてくれたのは素敵だったけれど、翌日起きてみれば強かな二日酔い、私ひとりだけスキー板を履くことも叶わず、ゲレンデの食堂で伸びたまま。外はこんなに開放的だというものを。阿呆、としかいいようがない。
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 復調した翌日は腹いせに、家人を騙して大回転コースへ連れていく。傾斜角30度、ボーゲンもまともにできない初心者なのに、彼は本当によく滑り降りた(転げ落ちた)と思う。今度騙したら殺す、みたいなことを言ってて可笑しかったけれど、そのおかげかどうか、帰る頃にはすっかり上達していて、またスキーしたいねという話をした。もっと軽装だったら、頻繁にやりたいんだけどな。いかんせん。
 義兄によれば「こんなもんじゃない」のだそうだが、北海道の雪は本当にさらさらしていて、こきゅっと小麦粉を踏んだような音が鳴る。音を楽しむ。その脇を現地の子供たちがわんさか、先生のあとをカルガモのようにくっついて滑っていて、彼らのほっぺの赤いこと可愛らしいこと、とても幸福な光景だった。

 さて。この日記も今年で7年目、昨年は新たなにカタカナコーナーと写真を始め、しかも更新頻度を落とさないという目標を掲げていたものの、いやはやなかなか。今年はなんとか。
 どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
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(今日義兄1号がウィーで作ってくれた。似ていますか)

投稿者 shiori : 12:28

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