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2007年10月06日

日記: 理想と現実

 飲みに行った店で興味深い会話を耳にした。
 歳の頃は30前後、学生時代の友人らしき3人組男子である。

「彼女にするならエビちゃんみたいな顔がいいね」
「そうだね、うん、エビちゃんはいい」
「やっぱり女は可愛いのがいいよね」
「お見合いってしたことある?」
「ないけど、なんか、だるくね?付き合う前から親同士が知り合いなんだろ?やだね、俺は」
「じゃあ結婚相談所は?」
「あれってカップルになったら金とられんだろ?」
「納得いかねーよなー」
「だよなー」
「脱会したあと、街で偶然出会って恋に落ちるみたいなの、よくねえ?」
「いいねえ、俺も好き、そういうの」
「結婚てゆうかさあ、俺、側室、欲しいんだよなあ」
「ああ、側室」
「そう、側室。35くらいで結婚して、側室持って、60くらいに死ぬの、おむつとかして周りに迷惑かけるのも嫌だからさあ」
「そっか、俺はね、戦死したい」
「ああ、惜しまれて死にたいよなあ」
「うん、確かに戦死はいい」
「ああ、彼女、欲しいなあ」
「欲しいよなあ」
「欲しい」
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投稿者 shiori : 10:02

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