2007年09月08日
日記: きっとかわいい女の子さ
つちふまずの真ん中を蚊に刺されてしまった。途轍もなくかゆいので棚のへりやなんかに押し当ててごりごりするのだけれど、痛いのと気持いいのとで、どういうわけかおしっこにいきたくなる。あるいはそういうツボでもあるんだろうか。とにかくつちふまずは蚊に刺されたくないベスト3に入る。残りの二つは、足の指の折れるところ、踵とくるぶしの間(内側)のくぼみ一帯。要は足首から下は最悪ということなんだけど、よく刺されるんだ、これが。
何年ぶりかでブランキー・ジェット・シティを聴いた。彼らの現在についてはよく知らないし、あまり興味もないのだけれど、あのサウンドはやはり唯一無二、一時代を築くバンドであったなあと改めて思った。歌でもギターでもドラムでも、聴いてすぐにそれとわかるところがすごい。どの分野でもそうだが、オリジナリティがあるというのはそういうことだ。シャネルの服はあのロゴがなくてもシャネルの服とわかるし、マクドナルドは一口食べれば「ああ、この味ね」とわかる。
そういうオリジナリティをどうやって獲得するのか、ものづくりに興味のある人間には悩ましい問題だが、最近「拒まない」というスタンスが重要だと感じるようになった。とりわけ若いうちは、あれは嫌いこれは最低、と他を否定することで自分を純化できる気がするものだが、結局それは自分の度量を限定しているのであって、となるとなかなか自由な着想は得られなくなる。口で言うと簡単に響くが、他のオリジナリティを素晴らしいと評価するのは案外難しい。勇気と自信がなければできないことだと思う。
夜は客人を交えてホームパーティ。久しぶりに牛をたらふく食らう。
投稿者 shiori : 17:37