2007年07月29日
日記: 選挙と音楽
最近の音楽事情には疎いし、一世代年下の人と話す機会もないし、すべては想像の域を出ないのだけど、ロックは昔ほど流行らないように見受けられる。今はラップというのか、むにゃむにゃ喋ってサビだけ突然晴れやかに歌い上げる曲が人気のようだ。歌詞も校歌的なものが多く、童謡のほうがよほど毒があるくらいで、まあなんというか、馴染まない。聞いているこっちの顔が赤くなるというものだ。ぎんぎんに尖った反抗期によくあんな歌詞に共感できるもんだと不思議になるが、あるいは最近の子供には反抗期がないのだろうか。よくわからない。
選挙に行った。
家人いわく、昔は皆が真面目だったからロック好きは不真面目だったけど、今は皆が不真面目だからロック好きは真面目なのだそうだ。「反抗」がロックの神髄であるからして。確かにラップ愛好家たちの投票率は低いかもしれない。彼らの歌詞の通り世の中が素晴らしいなら、変える必要なんてないものね。
夕方から夜にかけて、爆音の雷が轟いて豪雨になった。家が揺れる、揺れる。昔近所の犬が雷に打たれて死んだのを思い出した。
投稿者 shiori : 00:46