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2007年06月26日

日記: 半角派

 自由が丘で焼肉会食。諸々報告。
 ミートホープの話をした。肉がいっぱい食べられるという理由で中卒で入社、38歳で社長にまで昇進した彼に関して私たちは同じ方向の興味を持っていて、豚の銅像が立ってよね、みたいなことを言い合った。それにしてもあの工場長は気の毒だったな。追い込まれて脂汗を垂らす人を久しぶりに見た。自殺しないといいのだけれど。
 カフェバーでシャンパンといちじくのショートケーキ。時々はケーキも食べる。年間15個くらいだろうか。ふと隣のテーブルに見た顔がいるなと思ったら氷川きよしだった。躾のできていないミニチュアダックスフンドを抱いてビールを飲みながら「どうせ最後はみんな死ぬんですから」みたいなことを言っていた。
 今、急に思ったのだが、私は全角英数が苦手である。

「PK戦を4−3で制したROMAが2年連続V!」

「PK戦を4-3で制したROMAが2年連続V!」

 全角英数を目にすると「詰めて、詰めて」と妙に慌ててしまう。太ももがはだけたままで寝転がっている女性を見るような心地なのだ。それに比べると半角英数は小股の切れ上がった女という感じだ。オノマトペで表すと全角は「でろん」、半角は「きゅっ」である。しかしまあ「でろん」でも徹頭徹尾「でろん」ならまだ味わいがないこともないのだが、

「PK戦を4−3で制したROMAが2年連続v!」

といった混沌とした書式を採用する人もいて、こういうのは参る。文字を切り抜いた脅迫文のようだ。こういう人は部屋の整理とかも苦手なんじゃないかしら。ハンカチを拾ってあげても気付かないタイプかもしれない。あまり親しくなれないかもしれない。
 書式の統一は案外大事である。

投稿者 shiori : 10:53

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