2007年06月23日
日記: ユニフォーム
体調はすっかり回復したけれど、今度は集中力がない。ぼうっと窓の外を眺めたり、読みかけの本を2ページくらい読んだり、冷蔵庫を覗いたりして過ごす。毎日しゃっきりしているのはむつかしいものである。
おかげで余計な情報も入手した。向かいの家のすだれ夫婦の夫のほうが先日レアル・マドリードのユニフォームを着ていたのだが、その彼、昨日はBECKENBAUERと記された西ドイツのユニフォーム、今日はなんとZICOと記されたカナリア色をまとっていた。
単なるミイハアなのか、往年の名選手を好む渋いファンなのか、あれこれ思索を巡らせたが(暇すぎる自分がちょっと怖い)、確かなのは彼はユニフォームを着用するほうのサッカーファンであり、私はしないほうのサッカーファンだということ。この溝は意外と深い。どうせならマラドーナのを着ればと思ったり。
六時になったのでビールを飲み始め、今日という日をしたたか葬ってやった。飲酒とは弔いの儀式なり。
投稿者 shiori : 10:32