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2007年06月16日

日記: キャットストリート

 暑い……。まだ蝉も鳴いていないのに終戦記念日くらいの日射し。シミがこれ以上増殖するのを恐れて今年から日焼け止めクリームを使用しているのだが、あの匂いは海水浴に来ている気分になっていけない。むやみやたらリゾート感覚のこの頃である。水着を着なくなって六分の一世紀くらい経つというものを。
 通称キャットストリートと呼ばれる道がある。呼ばれるも何も私が勝手に呼んでいるだけなんだけれど、しかしその名のとおり日が陰ってくると右の土塀に一匹、左の階段裏に一匹、という具合に猫が現れて、仲良くなりたいのでまたたび入りジャーキーを与えて餌付けすることにした。猫も人間も餌付けが一番効く。
 でもジャーキーを買った途端にどういうわけか猫を見かけなくなってしまった。がっかりだ。そして今日も虚しく「ちょちょちょ」と舌を鳴らして帰って来たら、おやまあ、家の階段のところに黒と白のぶち猫が座っていた。にゃあ。キャットストリートで時々見かける子である。猫もこちらを見上げてにゃあと鳴く。でもここで餌を与えて居座られたらことなのでジャーキーはあげなかった。借家暮らしの哀しい性。ところで猫の行動範囲はどれくらいなんだろう。500m四方くらいだろうか。
 夜はプリンスホテルで中華会食。確かにお酒はぬるめのかんがよい。肴はあぶったイカでは困るが、無口な女はべしゃりな男よりはよいかもしれないと思った。

投稿者 shiori : 10:07

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