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2007年05月23日

日記: 夫婦別姓

 カレー製作。ZEPPIN というグリコのルウを使用して、骨付き鶏肉とナスとマッシュルームと玉葱とパプリカを煮込んだ。隠し味のヨーグルトがどばっと入ってしまってあわやという場面だったが、ルウを追加することでなんとかしのぐことができた。そこそこ美味しかったんじゃないですか。実はカレーを作るのは人生初なのでありました。
 某所より口座名義が違うので送金できないという連絡があった。聞くと、旧姓で立てた請求を現在の姓の口座には振り込むことができないと言う。結婚して苗字が変わっただけなんですけど、というとその証明ができないので無理だと言われすったもんだしたのだが、実はこういう話は初めてではなくて、ああ姓を変えなきゃよかったなと思ってしまうのである。
 法律上の名前なんてなんでもよかったので何の異論もなく姓を変えた。夫婦別姓を主張して最初から相手の家に嫌な顔をされるのも面倒だったのもある。でも30年にも渡って旧姓で生きてきたのだから今更違う名前を与えられたってそれは無理矢理別人格を付与されるようなもので馴染めるわけがない。だから仕事上の名前や自分の意識は旧姓のままで通している。
 普段はそれで不都合はないのだけれど、こういうことがあったり役所の書類を書き換えて回ったりしていると、法律上も別姓のままでよかったような気がする。だいたい夫婦で同じ苗字を名乗るメリットってあるんだろうか。子供ができた時にうんぬんと言う人があるけれど、状況に応じてその都度選べばいいのだし、名が同じだったり違ったりすることで愛情や義務が増減したりはしないのだ。というか結婚という制度自体がアナクロなのかもしれない。いずれ日本もヨーロッパのように入籍しないカップルが増えてくるだろう。

投稿者 shiori : 14:40

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