2007年03月16日
カタカナ: チューインガム chewing gum
今も私はくちゃくちゃやりながらこれを書いているのだが、考えてみると特に美味しいわけでもないし、脳の活性化を実感できるわけでもなし、それなのに気付くと手が伸びていて一日平均6粒は噛んでいるだろうか。どうやらパソコンのモニタを睨むとガムが欲しくなるという回路が出来上がってしまったようだ。他のことをしている時にはちっとも欲しくないのに。だからデスクにはキシリトールの青か緑のボトルが常備されている。
小さい頃は風船ガムが嬉しくてたまらなかった。特にバブリシャスのぶどう味がお気に入りで、膨らませては割って鼻にひっつけたりした。そのうちはっか味の板ガムを父に貰うようになり、すうすういわせて清涼感を堪能した。いずれにしても噛んでいる間はずっとガムのことを考えていた。決して日常的な食べ物ではなかったのだ。
あまり褒められた食べ物ではないという風潮も強かった。おそらく始終口を動かしているのが下品に映ったのだろう。それがある頃から顎を動かすと脳によいとかリラックスできると盛んに言われるようになり、今ではガムを噛みながら試合に臨むスポーツ選手もめずらしくなくなった。
サッカー選手の城が中傷されたのも今は昔である。裁判長が風船ガムを膨らましながら死刑を宣告したわけでなし、徹頭徹尾エンタテインメントなんだから嫌なら見なきゃいいじゃないかと思っていたけれど、常識うんぬんの話になると世間というのは俄然燃え上がるものでございゃすなあ(ビビる大木風)。
チューインガム豆知識をひとつ。噛み終えたガムが万が一衣服にくっついてしまった場合は慌てて剥がさないこと。氷でこすれば綺麗に剥がれます。
投稿者 shiori : 17:14