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2007年02月28日

日記: 奇遇

 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070228i307.htm

とあるように、今日この事件の判決が言い渡されたわけだが、そのニュースを見ていた岩見家の面々は口をあんぐりと開けることになった。なんと被告の医師が祖母の主治医だったからである。二週間に一度祖母を診察しに来てくれる先生が時の人だったとは、祖母までがTVを見て「あうあう」と言ったそうな、まったく驚いちゃったんである。
 えげつない言い方をすれば、先生は殺人犯である。しかしまあだからといってどうということもなく、きっぷがよくさっぱりとしていて、困った時にきちんと助けてくれる頼りがいのある医者であることに変わりない。「だったら延命はしないよね」とかえって親族の評判はあがったほどである。
 ただこの一年、先生と看護士のやりとりを耳にする中でなんか妙だと感じることがいくつかあって、それが今回の件で辻褄が合った。やはりどんなケースであっても前科がつくと想像を超えるような困難があるのだろう。よくも悪くもそれが社会であり、また事件の重みなのだと思う。

投稿者 shiori : 18:44

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