« チエちゃんと私 | ホーム | 奇遇 »

2007年02月28日

カタカナ: アボカド

 世に出回っていても家人が買わないケースもあるので定かではないが、アボカドやパプリカ、チコリ、各種ハーブやなんかの野菜が食卓に並ぶようになったのはここ10年ではないか。最初はマグロの味がすると言われて醤油をつけて食べた記憶がある。すごく美味しかった。森のチーズという異名の通りビタミンEなどの栄養価が高いし、さほど我の強い味ではないので他の食材との相性が良くそのうえ色もお洒落、一時期は品書きにアボカドの文字(温泉卵もね)のない店はないほどの人気だった。
 そもそも熱帯の植物なので日本では育たず98%はメキシコからの輸入である。一個100円とナイスコストパフォーマンスなので、私も最低週に一度は買っている。海老や胡瓜とあえてサラダにするか、玉葱のみじん切りとあわせてディップにするか、スモークサーモンに巻き込んで食べるか、そのままいくか、まあそんなところである。よい食べ方を知る方は是非教えて頂きたい。
 実ばなれがよいところも好きだ。同じ熱帯植物マンゴーなどはそこまで種を守りたいのかと溜息がもれるほど頑固だが、アボカドはまるでマウスの後ろに入ってる玉みたいにぽこっと外れて気分もすっきりする。種のフォルムも完璧な球体に近く、愛らしい。その種を水洗いして土に埋めておけば半年で50センチほどの大きさに育ち、立派な観葉植物として楽しめるというのだから素敵じゃないですか。

投稿者 shiori : 18:44

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://freedom.s13.xrea.com/blog/mt-tb.cgi/380

コメント

映画「お葬式」では、おじいちゃんがいきなり自分でアボガドを買ってきて食って、普段やらんことをするなぁ、で、翌日ご逝去という出だしだった。そこでは、アボガドは「めずらしいもの」かつ、「わりと高価なもの」の象徴だったような気が。
確かにここ10年くらいで食うようになったものはいっぱいあるな。オリーブとかケイパーとか、グルメな?俺でも独身のころは家では食ってなかったもんな。ラプサン・スーチョンは飲んでたけど。

グルメというかなんというか
葡萄酒導入による食卓の変化だととらえています
ブルーチーズだとかフランスパンだとか
あんなものを自宅でぱくつくことになろうとは
ツルノヤ・コマハチ時代には思い及ばなかったですYO!

そうか、ワインのせいかもね。
最近はイタリアもん。安くてうまいモンテプルチアーノダブルッゾ(ヨーリオとか)やバルバレスコ。ここぞというときはブルネッロモンタルチーノ。
あきらかに数年前より飲む物が高くなっとるな。でも最後に戻るのはリオハもんやね。

モンテプルチアーノダブルッツォ、飲みました
値段にしたら(760円)相当おいしいですね
同じ値段で言えば
http://www.gallofamily.jp/sierra.html
のカベルネなんかがお薦めです
なかなかフルボディチックな味わいで
リオハは最近ごぶさたですが
スペインといえばCAVAをよく飲みます
ここぞというときはやはりヴーヴ・クリコです

コメントを投稿