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2007年02月17日

日記: in season

 今はもう夏野菜も冬野菜もない時代なので、マーケットの野菜棚は一年を通じて大幅に変わることはない。冬でも真っ赤なトマトがあるし、夏でも蕪を食べられる。それでも例えば菜の花だとか空豆だとかいうマイナー野菜はハウス栽培をしないのだろう、この時節にならないと店頭には並ばない。魚でも野菜でも旬のものがいち贅沢だという頭があるので、少々値が張っても食指が動く。そういえば先日太刀魚のソテーを食べたけれど、肉厚で脂がのっていて本当に美味しかった。熟れて甘いトマトが一年中食べられるのも嬉しいが、ある時期だけ味わえる美味があるのはさらに嬉しい。一昔前と価値が逆さになったようである。
 スナップエンドウという春野菜がある。さやごと食べられる肉厚の絹さやなのだが(砂糖さやと表記されていることもある)、甘くてみずみずして私はこれで酒が飲めるくらい好きだ。10本で250円、と野菜のくせにお高いのが玉に瑕だがまあ美味しいので許そう。今日はスナップエンドウとアスパラガスと海老の塩炒めを食べた。うふふ。
 家人の寝言の話ばかりしているが、今日のはすごかった。むふと不敵に笑ったのちにひとつ咳払いをして「GIRL!」と叫んだのである。おそらく英語の「R」発音が本物に近いのは誰?みたいな競争をしていているのだと思う。確かになかなか綺麗な発音ではあったが、36にもなって大丈夫なのかという不安は残る。かくいう私は、十数人を相手に「モナドの概念を実用化したのはニトベイナゾウです」と説明して(意味不明)お土産にもらった茶色の子犬を「どんべえ」と名付けて可愛がる、という夢を見た。どん!と呼ぶとちょこちょこ寄って来て非常に愛らしかった。ちなみに私は同名のカップ麺を食べたことがない。

投稿者 shiori : 11:57

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