« chanter une chanson | ホーム | ヴァーチャルフォン »

2006年12月08日

日記: ルドルフ

 とにかく寒かった。どれくらい寒いかというと、長袖T-shirtの上にとっくりとウールのパーカを着てフードをかむり、顎の下で布地を合わせてクリップ留め、靴下を二枚と厚手のスウェットを履いておきながら、デロンギをぼんぼん燃すほどで、要するに家の中と外が同じ温度なのだった。太陽が照らないと電気代がかかって仕方ない。これだから安普請は困りますよ、と主婦Mさんに愚痴ると、今度は私も日当りのよい家を買おうと思う、と妙なことを言うので笑った。購入した新居に入居もしてないうちから次の家の話をしてはいけません、鬼に笑われますよ。
 ささやかな誤解が正された日でもあった。台所で『赤い鼻のトナカイ』を口ずさんでいると、出鱈目を歌うでないと家人が注意する。「暗い夜道はぴかぴかとお前の鼻が役に立つのさ」でしょうと言う。私は「お前の鼻は赤いから暗い夜道で役に立つのさ」と歌っていたのだった。それじゃあトナカイさんにあんまりだ、とのこと。確かに。
Rudolph , with your nose so bright , won't you guide my sleigh tonight?
 私はこの歌が好きだ。

投稿者 shiori : 09:04

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://freedom.s13.xrea.com/blog/mt-tb.cgi/327

コメントを投稿