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2006年12月11日

日記: contraception

 従弟(25)の奥さん(23)が身ごもったという喜ばしいニュウスを聞いたので、おめでとうとメールを送った。彼らはテニスとアーチェリーでそれぞれインターハイに出場したというヘルシィなカップルなのだけれど、今年の3月に結婚してさっそく懐妊したようだ。スポーツマンらしい段取りである。作るつもりはなかったけれどできたので、という話だった。
 そのコメントを聞くといつも思うのだけれど、作るつもりがなければできないし、作るつもりがあればできることもあるのが子作りなのであって、つもりがないのにできたということはつまり、できないだろうと踏んで避妊具は使用しなかったのですができてしまいましたということ、避妊具を使用しないでも避妊できる可能性をどう捉えるか、人によって様々のようだ。避妊しなければ子供ができると考えたおいたほうが何かと話が早いと私などは思うのだけれど、人の営みに口を出すほど野暮ではいけない。
 まあしかし、23で子を産むなんて、芸能人みたいだ。少なくとも私の周囲にはいない。反対に40近くで産む人はいて、こちらもある意味芸能人みたいなのだけれど、実のところ子供なんていつ産んだって構わないのであって、そういう自由を享受できる時代になったのだと嬉しい。かつては母というものはおおかた同じような年格好をして、それはおそらく何歳で結婚して何歳で子を産んでという社会通念の呪いをかけられていたからで、色んな母がいるのはそういう呪縛が解かれた証拠なのだ。

投稿者 shiori : 10:00

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