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2006年11月05日

日記: たんぽ

 日が暮れるのがすっかり早くなってしまった。手元が暗いなと思って時計を見ると、まだ4時過ぎだったりする。これからは冬まっしぐらだ。食い溜めして遠い春にそなえよう、なんて冬眠前の熊のようなことを言うけれど、人間だって冬は出不精になり脂肪も増える。一人あたま1kg増えたとして1億3千万人で13万トンも増える。冬の日本列島は夏よりずいぶん重いのである。なんてのはもちろん口からでまかせで、実のところそれ相応の肉やら野菜やらが消費されているからイーヴンである。これをエネルギーホゾンノホーソクという。アボガドロ?フラクタル?ドモルガン?
 チキンブイヨンで煮込んだら美味しそう、ということで土鍋とIHヒータを買った。お玉杓子と灰汁掬いも買った。父母を招いてきりたんぽ鍋をつついた。地鶏に牛蒡の笹掻きに油揚げ、舞茸椎茸榎茸、水菜を散らしてできあがり、寒空に響き渡れり舌鼓。たんぽ、とは稽古用の槍の頭にくっつける綿製の安全具を指すとのことだ。新米のはまた格別に美味しいどすえ。

投稿者 shiori : 15:40

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