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2006年11月03日

日記: 小袋

 街に出て友人夫婦と食事。馴染みのスペイン料理屋で生ハム、パエリア、小海老のにんにく炒めなど。いついっても必ず満足できる貴重な店である。来年サンティアゴ・デ・コンポステイラの巡礼に出かけるつもりだと店主に伝えると、あそこの魚介は素晴らしい函館なんかは目じゃない、俺は自転車で走破したよ、8月に行くだって?40℃越えるよキチガイにみたいに暑いから気をつけて、パエリアは不味いから食べないほうがよろしい、という情報を頂いた。ほほう。
 ちょっと歌いましょうかということになってカラオケにも行った。私はほぼ横文字の曲しか歌わないという毛唐人びいきだけれど、友人(特に夫のほう)は流行りのJ-POPに詳しいという、まあ大手企業の営業という仕事柄なのでしょう、周囲にはいない趣向の人で、都合コブクロなどと耳にすることになった。それがなかなかおもしろくて、というのはコブクロがおもしろいわけではなくて、友人の歌がなんというかすべてをなぎ倒す竜巻のようで(下手なわけではない)、すこぶる愉快な夕べだった。
 それでコブクロなのだけれど、実は以前に同じイベントに出たことがあって、大きいほうは桜庭みたいな顔だなと思いつつリハを見学していたら、しょっぱなから盛大に鼻にかけた声で「んあ〜〜、んあ〜〜、名もないは〜なに〜は黒田の声もう少しちょうだいんあ〜、ギター下げんあ〜、(突然裏返って)んふ〜うう〜(素早く元に戻って)んあ〜〜」などいうものだから、我がバンドメンバーは皆うつむいて笑いをかみ殺すのに苦心したという経験がある。そういうセンスだから、メジャーとは縁遠いバンドだったわけだが、それにしても、咲くLOVE→桜、というのは大丈夫なんだろうか。上手いこと言ったなどとほくそ笑んだりしたら、月にかわっておしおきよ☆

投稿者 shiori : 11:45

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