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2006年11月19日

日記: not bored

 めっきりテレビを観なくなってしまった。必ず観るのはNHKの朝ドラ、時間が合えば観るのは上沼恵美子のおしゃべりクッキングと銭金、あとはニュースとサッカーとNHKのドキュメントくらいのものである。ハイビジョンの特集番組は食指が動くのだけれど、映らないのでどうしようもない。どうしても観たいものでも観なければ観ないで済むのがテレビである。
 その昔は連続ドラマが大好きだった。古いところで言えば『男女七人〜』とか『ニューヨーク〜』とか、子供のくせにstickyな恋愛ものが好きだったので、キンパチとか刑事ものはあまり観た記憶がない。『あすなろ白書』だの『ロンバケ』だのフジテレビの月9枠もずいぶん観たし、『高校教師』だの『愛してると言ってくれ』だのTBSの金曜ドラマもかれこれ観た。今だって画期的なドラマがあれば観たいのだけれど、頭打ちというか、今まで以上の作品はほとんどない。だから面白くないので観なくなった。
 かといって空いた時間を有効利用しているわけではない。連ドラ鑑賞に勝るとも劣らない無為なる時間を過ごすだけである。本を眺めたり、家人相手に無駄口を叩くだけのことである。ただ無為だからといって退屈なわけではない。むしろ何かを為そうとしている時のほうが退屈だったりするのであって、つまり、重要なのは為す為さないではなく、退屈かどうかなのではないかと。何もしない言い訳ではございませんことよ。
 実家のビデオが壊れたので、昨日アマゾンでVHS+DVDレコーダを注文したら、なんと今朝には届いていた。この働き者め。母に一通りの使い方を説明して最後に、まあでもあなたには無理かもねえ、とはっぱをかけておいた。彼女は60近くなってもそういう呪文の通用する希有な人である。

投稿者 shiori : 14:41

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