« あめ、りか、じん | ホーム | 工作 »

2006年06月23日

日記: 敗因

 ずば、と無惨に斬り捨てられた侍たちだが、彼らを侍と呼ぶのはいかがなものかというしごくまっとうな疑問はさておき、侍なのにブルーとはいかがなものかという疑問は以前より抱えていて、BLUEを辞書でひくと「青い、憂鬱な、保守党の、下品な」とあり、試しに「青い」と辞書でひくと「青色、青白い、血の気がない、未熟である」とあり、ますます困惑するのだけれど、ただユニフォームが青いからという理由で「サムライブルー」などという安直なスローガンを掲げてしまって、それで負けたとは言わないが、敗れた彼らはまさに青い侍であった。どうせスローガンを掲げるならば、例えばイタリア代表の「脱カテナチオ(守備的サッカーから攻撃的サッカーへ)」なんかのように、より具体的なほうがよいのだけれど、どういうスローガンを掲げてよいかもわからないあたりがまだまだ青いということなのだろう。
 それでもやはり、玉田がゴールした瞬間は本当に嬉しかった。ああいう感じをいっぱい味わいたいなあ、と子供みたいことをいうが、結局のところそれが楽しみで、私はサッカーを観ているのだ。

投稿者 shiori : 11:44

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://freedom.s13.xrea.com/blog/mt-tb.cgi/248

コメント

こんにちは。遅くなったネタですが、敗退後は「落ち武者ブルー」とか命名され、その語感の良さにア○ィダスのセンスを感じます(笑。

この「ブルー」は2002年あたりから言われてきていまして、フランス代表が「ラ・ブルー」と言われているとか、そこからの拝借と聞いております(あの頃のジャポンはフランスの孫のようなチームでしたから)。


なので、サムライを形容詞的につかったのかと小難しいことを思いながら、JFAのホームページの人気投票で最終的に選ばれたというのは、日本人サポの語学的センスが少しヤバいのかと思ったりしています(笑。

ところで、かなりサッカーがお好きなようですね。楽しく読ませていただきました。それでは。

なるほど、そうでしたか、勉強になります
サムライ・ザ・ブルー、だったんですね
しかし、なんですな、侍とは失態を演じれば切腹する生き物であると認識してないわけですな、
日本人SAPOは

ところでMr.初心さんの言い分は正しかった
マラドーナの横にいた鈍重な女性は妻と娘でした
本国アルゼンチンでは「10番の夜」というマラドーナが司会の愉快な番組があるそうで
もう、喉から手が出るほど観たいわけなのですが
私はにわかサッカーファンです失敬
これからもどうぞよろしくお願いします

しおり、オレもこいつがサッカーしてるの見たことないぜ。
ソフトのピッチャーでデッドボールして殴られたのは見たことあるけど。

観ているとあらが丸見えで「サントスのあほ」とか罵ってますが
実際にやれと言われれば全然できない
という類いの話はいくらでもあって
というかそうでないことのほうがめずらしいのですが
最近ではこっちは客なんで、金払ってるんで、
とふてぶてしい感じになってきて
いけすかない大人になったものです

観ているとあらが丸見えで「サントスのあほ」とか罵ってますが
実際にやれと言われれば全然できない
という類いの話はいくらでもあって
というかそうでないことのほうがめずらしいのですが
最近ではこっちは客なんで、金払ってるんで、
とふてぶてしい感じになってきて
いけすかない大人になったものです

コメントを投稿