しおりの吠えたガール＠鬱屈ナイト

祖母と叔母と母と私、義母という存在について熱く語り合う。その手の話になると祖母の頭は俄然猛然回転、ほほうと感心する文句を連発してぎょうさん調子づいてばっさばっさ世を斬り捨ててナウオンステージ、しかし我が家においてはたとえ弱者であろうと調子をこく浮かれポンチは舞台から引きずり下ろされるならわし、「さっき食べたもんも覚えとらんのに何をぬかすかぼけ」と母に水を差されてしゅるるとしぼむ祖母であった。残念！
昼食後に出立、大阪は堺の国際障害者交流センターへ向かう。明日のライブのリハーサル。1500人収容のホールコンサート、ステージだけで下北沢あたりのライブハウス２個ぶんの広さある。他の人の生音が聴こえず心もとない。モニターからの音だけを頼りに歌っていると、この世は全部幻かしらと妙な気分になるものだ。そういうことも含めドームでコンサートをする人はすごいと感じた。終了後、恒例お好み焼き屋。何度も言うようだが、大阪は何でもない店でも飯が旨いのナンデダロ〜。本日の宿屋はセンター付設の宿泊所、と聞かされて少々「うへ」と思ったのは私だけではないはずなのだが、なんと、超豪華ホテルの装い、なんでも車椅子の人でも利用できるよう動線を確保した設計になっているとかでめったやたらに広く、加えて清潔なのだった。これならば余裕で集える、ということで麦酒や葡萄酒などをバンマスの部屋に持ち込んで部屋飲み午前４時まで。メンバーの歴史ほじくる夜半かな。