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2005年11月11日

日記: 11/11

恵比寿に念願のフレンチを食べに行く。
ここのところしわくちゃのばあさんいじりに忙しくて都内のおしゃれエリアから遠ざかっていたので、道ゆくおしゃれで美人な女子たちや横文字の看板に胸が高鳴った。フォアグラのソテー、リ・ド・ボー(仔牛胸腺肉)セップ茸添え、いいだこのトマトソース煮、野菜のポトフなど。パンがライ麦パンだったことやソースの残っている皿をさっさと下げようとしたりワインサーブがのろまなのが気にくわなかったけれど、味はまあまあ美味しかった。生のセップ茸を食べたのは初めてだったがあれはいいですね。苦味と香りが豊かでポルチーニ茸よりも野性的な感じ、ブルゴーニュの白とよく合ってぱくぱく食べながら、私はやっぱりフレンチが好きだなあとしみじみ思った。誕生祝いとかですっかりご馳走になり、ほくほく顔。

その後ミックと合流して、知人とその会社の仲間たちの飲み会に飛び入り参加する。指定された店は人形町のバーだったが、内実ははじっこにカラオケの機械が置いてあって女の人がお酒を注いでくれるような店で、周りには接待の団体なんかもいてきょろきょろしっぱなしだった。
不特定多数の前で歌を歌うのはライブぐらいだと思っていたけれど、こういう状況もあり得るわけで、そういえばその昔カラオケボックスがあまり普及していなかった時代に歌舞伎町のカラオケスナックで松田聖子を歌ったのを思い出した(渋カジ全盛期につきポロシャツの襟を立てながら・恥)。
観察しているとどの団体にも頻繁に歌う人がいて、彼に対して便宜的に拍手とかけ声を送る人々がいて、その合間にウイスキーを飲んだりしてウゾームゾー、しかし接待というのはずいぶんな苦行のように見えるけれど実は想像力いらずのロールプレイなので案外楽かもしれないとも思った。
そこは中国人の経営する店で自家製紹興酒がとても美味、ぐいぐい飲むうちにふと気付いたら隣の団体と合体した飲み会になっていた。「ボーナスの査定に関わる重要な接待なので力を貸してほしい」と青年が懇願するので「センム」と呼ばれるおじさんの歌に「センムフォ〜」とか「ばっちこ〜い」とか振り付きで連発するミックと私であった。けっこう盛り上がり、HGはすごいと改めて思った。
さんざ飲んだのに、知人がこれまたご馳走してくれて今日はなんだか申し訳ない日だった。今度お礼をしなくては。帰宅したら午前3時、明日は1000%二日酔いフォ〜

投稿者 shiori : 11:10

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