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2005年10月23日

日記: 10/23

快晴、富士山丸見え→気分爽快→模様替え
押し入れに無節操に詰め込まれていた大量の書籍をなんとかするために、本棚増築+整理を行う。スペース節約を心がけ過ぎてすかすかの本棚に仕上がった。これでまた心置きなく本が買えるというものだ。
合間をぬって内田春菊『怒りと共にイキまくれ』を読む。ちょっとした会話とか仕種がはっとするくらい真実をついていてすごいなあといつも感心する。そういえば少し前にテレビで彼女がカルロス・ジョビンの『ディサフィナード』を見事に歌いこなしていて(音痴でもハートはあるという曲で、わざと音痴仕様なのでピッチをとるのがめっちゃ難しい曲)素敵だった。漫画も描けて歌も歌えるなんてすごいと素直に思った。

晩は家族で伊勢海老を食べに行くことになった。と一口にいっても、ほぼ歩けない人をおんぶして階段を降りるところから始まるので伊勢海老はなかなか遠いのだった。事ある度に私は祖母を背負っているけれど啄木じゃなくてもあまりの軽さに驚いてしまう。クララを背負ったあの少年のように山のお花畑に連れて行ってあげれそうな気さえする。でも今はタクシーという便利なものがあるので祖母を押し込んで新横浜まで。
「うず潮」という海鮮居酒屋で伊勢海老の活き造りが食べられると聞いて行ってみると、客はほとんどおらず50人収容の宴会場に通されてはじっこに4人でぽつんと座った。
肝心の活き造りは一匹\4,000もするのにちょっとしかなくて、「もうすぐ死ぬんだから食べれば」と勧めると祖母が8割方平らげたので他の人は不完全燃焼だった。
その後も祖母はいか下足揚げとポテトフライとしまあじとうにの刺身とにぎり鮨各種を頬張り、途中でもよおしてトイレに行ってから伊勢海老の味噌汁を飲んですうすうと眠った。幸せな人・・・
しかし魚貝のあら汁ってなんて美味なんでしょう、あさりでもしじみでも海老でも鯛でも。ニースで食べたブイヤベースも最高だったしなあ。
VIVA☆DASHI
と確認したところでタクシーに乗り込み、再び祖母を背負って階段を上った。明らかにさっきより重くなっていた。お花畑はムリっしょと思った。
その後うっかりワインを空けてしまい久々に頭がぐらぐら。二日酔いにならないことを祈りながら眠る。

投稿者 shiori : 11:19

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