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2005年08月22日

日記: 8/22

大阪は江坂でライブにつきお昼時にのぞみ移動。
お弁当を覗きあったり柿の葉寿司と焼き鯖寿司を交換したり、連れの女子(すっとぼけた美人ちゃん)とこそこそ話をしているうちに新大阪。3時間強かかっていた時代が嘘のようだ。しかも私は新横浜から車で5分のところに住んでいるので、玄関でスイッチを押したオペラ『魔笛』が大団円を迎える前に通天閣を仰ぐことになる。別に構やしないしむしろ時間の短縮は喜ばしいと頭では考えるのだが感覚がついていかない。のぞみが誕生してかれこれ30回くらいは乗っているけれど、いまだに「もう着いたの?」と驚いている。感覚のバージョンアップはなかなかむつかしいのだった。
今回のライブはカバー、オリジナル合わせて20曲、二時間のワンマンショーだ。16才でそんな重責をこなす航志くんは本当に感心だ。歌も聴きごたえがあるし、MCもおもしろい。
バンドは年上のベテランばかりなので、自分をアピールするのに忙しい若者とは違い「譲る」ことができる。譲っても自己アピールできる自信があるし、航志くんの才能をひがみのかけらもなくリスペクトする余裕がある。その一方で、決して彼を特別視はせずに一人のミュージシャンとして対等に扱う。その腹具合がうまく均衡を保っているのでバンドの雰囲気も和やかだ。
彼に関わってかれこれ3年が経つけれど、今までで一番良い状態。今後彼が確固とした自我を持つにつれてバンドが高齢化するにつれてどうなっていくのかはわからないが、私も乗りかけた船なので出来ることはしようと思っている。
ライブはそこそこ上手くいった。着席型だし幅広い年齢層のお客さんなのでノリはとことん悪いが、かといって楽しんでないわけではない(はず)。そういうのにもかれこれ慣れたので、仏頂面で微動だにしない客の前でも満面の笑みでノリノリで歌えるようになった。(プロ意識、あるいは加齢現象)
打ち上げはお好み焼き屋。
大阪の食文化を誉め始めたらきりがないのだが、とにかく安くて美味しい。イカ下足やくらげなんかをつまみにビールを飲んでげらげら笑った。焼酎のあとに締めのお好み焼き、定番ソースに明太子味にねぎ醤油味。ふふふ。
藤井さんとキョンさんは私に勝るとも劣らぬ飲み助なので安心して飲めて嬉しい。さすがに一人だけおかわりする勇気はないのです・・・
二次会午前3時まで。

投稿者 shiori : 12:04

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