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2005年07月20日

日記: 7/20

友人のSさんからメールアドレスが変わりましたメールが届いたので、彼女と私の関係についてしばらく考える。
友人、とはどういう人物を指すのかなどと徹底的に考え始めたら埒があかないのでここはひとつ「家族恋人仕事関係者以外で、自分に連絡をよこす人」と定義してみると、私は友人、特に女の友人が異常に少ない。携帯電話の着信履歴を見て我ながら愕然とするほどだ。
基本的に食事時にしか人間との接触は望んでいないし、だいたい女子のみで集うのはバチェラーパーティー以外は無益ですよ、と偏屈なことを言っているのがいけないんだけど。こういうのって女子校育ちの反動なんだろうか?だとすると学校選びは慎重に、ですね。
Sさんはそんな私の数少ない友人のひとりである。でも彼女との関係はちょっと変わっていて、

1、仲が良いわけではないし
2、再会はいつも突然に
3、でも要所要所は押さえている

のだった。知り合って十数年経つが、3日おきに会う時もあれば2年会わない時もあり、1時間で別れることもあれば家に泊まりに行くこともある。
「アボカドの美味しい店があるんですよ」とか
「結局やっちゃった?」とか
「やっと埋葬できました」とか
「24が!」とかなんとか、
いつも唐突な電話で会うことになるが、いざ会うと話が盛り上がって仕方ないなんてことはまずない。ぽつりぽつりと植物や景色なんかを眺めながら話すだけだ。でも観たり読んだり食べたりしているものが似通っているので話はよく通じる。彼女はゲージュツカなので自由な価値観を持っているし、変なふうに人に甘えたりしないので、私も安心して自分のことを話せる。
「実は選挙に出ようかと・・・」とか
「あの夜はやはりXさんにパンツを脱がされまして」とか
たとえばですよ、Sさんにはそういうことも話せてしまう。これはなかなか奇特なことだ。それでいて一年くらいは平気で音沙汰ない。それがかえっていいのだと思う。きっとこの先もお互いこれ以上近付く気も遠ざかる気もない線路のレールみたいな関係、そういう友人がいるのもいいものです。
今年に入ってまだ会っていないので、そろそろ連絡してみようかな。

夜になってM葉さんから「K太と飲むんだけど来ない?」とお誘いがあり、暇だったのでほいほいと自由が丘に出かける。
フリーダムの人の近況情報を交換したり、今だから明かせる秘話などを聞かせてもらった。(←気になるでしょ、この言い方、ふふふ)
M葉さんは淀みのない口調で淀みのある話をするところが素敵です。
K太さんは私の家のそばに住んでいることがわかった。近々結婚なさるそうでにこにこしていました。噂に聞く通り、熱い男だったっす。
また誘ってください。

投稿者 shiori : 13:36

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