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2005年04月02日

日記: 鹿児島1

お昼の便で羽田から鹿児島へ。
バンドのメンバー8名+PA+マネージャーの10名一行。
この一週間ほど毎日顔を合わせているし、昨日も北沢タウンホールでライブだったので仲はそこそこ良い。基本的に寄せ集めの仕事バンドなのでビジネスライクなのだが、一度ライブをするとぐっと関係が深まるのが音楽の素晴らしいところ。
一行の年齢構成は「52、48×3、34×3、30、25、15」
親戚の法事のようだ。
鹿児島は気温27℃、日射しも空気もまさに南国、旅気分が一気に盛り上がる。今日は単なる前乗りなので、宴会以外の予定はなし。うきうきと市街地パトロールに出かける。
鹿児島は初めてだが、好感度抜群。街も人も適度ににこにこしていて、豊かな印象を受けた。お金持ちで育ちのいい人特有のおおらかさがある。同じ南国でも沖縄ほどぶっちぎってないし、品がいい。薩摩言葉の抑揚もノスタルジックに響き、とくに女性の話し方が最高に可愛い。
薩摩藩はその昔、密偵を見破るために簡単には真似できない複雑な方言を作ったらしいが、大成功だ、ぜんぜん真似できなかった。
結局のところ、鹿児島の魅力は薩摩藩の功績なのだった。独自の文化と名士を数多く輩出した薩摩の底力を実感した。
それは食べ物もしかり。
本日のディナーは黒豚しゃぶしゃぶ。
う、うまい・・・でも食べ過ぎで飽きた・・・。
最後はスープにうどんを投入し、塩胡椒で頂く。美味しい。
この近辺で焼酎を頼むとハウス焼酎が出てくるのだが、これがまた美味しい。薩摩はすごいでごわす。
しこたま飲んで食べたのに、なぜか6人で再び飲みに行く。
今回新たにメンバーに加わったキョンさんお薦めのカフェ。彼はボガンボス時代もそのあとも鹿児島には頻繁に来ているようで、異様に詳しかった。(特にラーメン、食い過ぎだと思う)
これからも焼酎続きなのでここはあえてカベルネの赤を頼み、ブルーチーズを齧りながらチューニングの妙について話し、中国茶を飲みながら男女の妙について話した。どうやらその店で4時間も話し込んでいたらしく、ホテルに着いたら夜中の2時。なかなかスウィートな夕べだった。

投稿者 shiori : 15:21

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