« 鹿児島〜宮崎 | ホーム | 宮崎2 »

2005年04月05日

日記: 宮崎1

引越し日和の上天気。
明るいもとで見る宮崎は思ったよりも都会だった
ということは決してなく、むしろよりいっそうイモだった。
それでも南国特有の光の明るさがあり、ヤシの木ふうな街路樹を眺めていると、ずいぶん南に来たものだと実感する。
父のアパートは「デパート前」から車で10分ほど、近所に店も多く、ひとまず安心する。しかし、エレベーターなしの5F、が引っ越し泣かせだった。
午前中に荷入れと大型家具の設置を済ませ、昼食は近所のハンバーグ屋。
がっつりと宮崎牛を食し、近所のスーパーパトロールへ。
問題は品揃えなのだった。
わかりやすくロック音楽のCDに例えると、
ビートルズは3種類、ストーンズも2種類、
クイーンやエルトン・ジョン級はベスト盤のみ
ジミヘンはもちろんポリスなどは取り扱っておりません
ということはつまり、欲しいものは手に入らないのだった。
さらに驚いたのが併設の100円ショップ。
かなり広いスペースを占有していたので期待した、のが馬鹿だった。
なんとすべての商品が重ね置き厳禁、洗面器などがひとつずつ横に一列並んで売られていた・・・しかも埃まみれ・・・土地が安いとはいえ、もう少し営業努力を・・・
「す、すごいね、宮崎」と言いながら午後も片付け。
夕方までにはなんとか家らしくなる。
気のいいミック(仮名)が嫌な顔ひとつせず重い荷物を運び、汚いものを片付けてくれたので、父と私は大助かりだった。
夜は繁華街へ日向地鶏を食べに行く。
肉体労働のあとの生ビールは格別。焼き空豆が美味しくて、一人5さやほどをぺろりと平らげる。炭焼き地鶏という真っ黒の鶏肉もかなりいける。
焼酎も伊佐美ロックなみなみがなんと400円。感動して3杯ほど飲んですっかりいい気分になった。
味付けは鹿児島同様やはり甘く、少し首をかしげるところもあるのだが、
塩が美味しいことに気づいた。こくがあって、からすぎない。あれをつまみにぐいぐい飲めるほどだった。
帰宅後、さらに飲もうと試みたが、疲労で失神するように眠りに落ちる。
23時半のこと。

投稿者 shiori : 15:14

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://freedom.s13.xrea.com/blog/mt-tb.cgi/132

コメントを投稿