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2008年02月29日

日記: コンサートと高橋と寝言

 脇から券を頂いたので、凸版印刷のトッパンホールにてコンサート。江戸川橋からも飯田橋からも歩いて15分、という不便きわまりない場所。お勤めの方は大変だろう。
 演目は岡田某さんという男性ピアニストによるバッハのゴールドベルグ変奏曲(cf.07.4.11,13)。ゴールドベルグを生で聞くのは、おそらく6回目。今日の人は、技術的に簡単な曲はあまりよくなかったが、おおむね健闘していたと思う。技術の要する難曲は、弾けさえすればなんとか形になるところがあるけど、簡単な曲は、すっぴんで勝負するようなもの、なかなかたいへんである(サッカーの試合前に君が代を独唱する人たちがいるけれど、あんなおそろしいことよくやるもんだ、出来に関わらずそのガッツを褒めてあげたい)。ペダルの踏み込みがきつくて、肝要なところで音が濁ってしまったのも残念だったが、二時間集中力を切らさなかったのはすごい。おかげで、考えごとがはかどった。
DSC00741.JPG
 帰りのタクシーで、運転手さんが「ここで、ちょうどここで、高橋が抜かれたんですよ」とわざわざ教えてくれた。マラソン好きの方だったようで、身体を絞ると風邪をひきやすい、小出監督はいつも酔っぱらっている、などと小ネタを披露していた。あの近辺は馴染み深い地区だ。わたしの通った高校は市ヶ谷と四谷と麹町と半蔵門の4駅利用可で、当時は新宿に住んでいたため、わたしは中央線の四谷駅ユーザ。だから、あの土手の開けた感じを見ると、なんとなくセンチメンタルになる。かれこれ20年も前になりますか。うむ。
 夕食は時間が遅くてどこも開いておらず、ロイヤルホストでビールとサラダとソーセージ。ファミレスは無駄に高いから嫌いだ。そういえば先日寝入りばなに「もう決めた?」と寝言をいったらしい。「何を?」と問い返されて目が覚めた。恥ずかしかった。わたしは食堂でメニューを眺める夢を見ていたのだった。ピース。
 このところ、日記およびカタカナコーナーがのろのろしていて、面目ねえです。今しばらく、ほふく前進の気配がありますが、途絶えぬようやってまいりますのでなにとぞよろしゅう。いつもクリックしてくれる君に胸いっぱいの愛を。

投稿者 shiori : 10:52

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