2007年05月09日
日記: 怒り
誰でも社会に対して腹を立てることはあるだろうけど、どの部分にかちんとくるかは人によって色々だなあと思う。
先日バンドのMさんは「交番にKOBANって書いてあるのが無性にむかつく、誰に向けたKOBAN?気取るなボケ」とおっしゃっていた。Nさんは「新幹線の肘掛けに我が物顔で両肘を置くおっさんに軽く殺意を覚える」そうだ。家人は「さいたま市」とか「すずかけ台」とか地名をわざわざ平仮名表記するのが非常に不愉快だそうだ。これだから日本人が馬鹿になると嘆いておられた。まあ、そうだよね、と思う。
そういう話で言えば私は問屋みたいなもので、あれはどうだこれは違うと指差し確認しながら歩いているふしがあるほどだが、あんまり御託を並べるのもエレガントでないという自覚もあり、普段は好きなもののことを話すように心がけている。(といいつつ下欄では……)
でも怒りはエネルギーだ。今の私にとっては愛よりも活力があって大きなエネルギーかもしれない。とりわけ創作意欲の根底にはいつも怒りがある。社会に対してだけではない、この世のすべてに対する怒りだ。不穏にさざめく夜の海のような感じだ。
両親にはあまりそういうところがないから、鼻息の荒い私が不思議なようで、やっぱりロックをたくさん聴いたからよ、と分析している。あるいはそうかもしれませんねえ。
投稿者 shiori : 13:05
コメント
たった一駅、初台に行くために、JR新宿から京王新線新宿駅までをうんと歩いて乗り換える行為、毎回腹が立つ。逆はもっと最悪。階段のぼりが多くて。
グランシャモニール長久手弐番館とか、そういうマンション名を宛名職人に打ち込む瞬間も腹立たしい。
普段あんまり怒らないけどね、俺は、表面上は。
投稿者: まつば | 2007年05月17日 22:29
うん、あれは遠いですね、人多いし。
私の場合
グランシャモニールをマンション名として採用している時点で腹立たしいです
私の今住んでいるアパートなんて「エクセレント○○」(←大家の苗字が入ります)
自分で言うか……
と毎日表札に一言申したい感じでございます
投稿者: しおり | 2007年05月18日 14:00