2006年12月23日
日記: 反省
とにかく片付けてしまわねばならないことがあって、耳や鼻の穴から蒸気を吹き出しながら作業をするのだけれど、私は余裕がなくなってくるとどんどん機嫌が悪くなって、匂いや音が気になるようになって、癇に障る音をたてる者がいれば「死ね」といいかねないような、まあすこぶる自分本位で非寛容な人間である。いけないなあとは思うのだけれどこればかりは直らなくて、ならば余裕をもって計画的に事を進めればいいのだが、なかなかそういうわけにもいかず、周囲の人には本当に気の毒している。
今日なんてふと我に返って「あれ、何してるの」と家人に声をかけると「息をひそめてるの……」というすごい答えが返ってきた。不穏な空気が流れてくるので避けるように物陰にうずくまっていたそうである。ううむ。おまけに彼は今日朝昼晩の食事を作り、部屋を掃除して風呂のカビ取りをしてコップの水垢とりをしてくれたそうである。ううむ。彼の母が知ったら離縁を申し立てられるかもしれないが、知らせないので離縁はしないのだった。
夜はスタジオ。親切なスエマッチャンが家まで送ってくれたのだけれど、途中トラブルが発生、海の上の橋をいくつも渡って、野を越え山も越え、そんなわけで打ち明け話をいくつか交わしながら無事帰還。午前3時の秘密。
投稿者 shiori : 08:01