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2006年09月08日

日記: ドナドナ

 老人ホームの人が祖母を迎えに来た。抱きかかえられて連れ去られる様はドナドナド〜ナド〜ナ、ある晴れた昼下がりのことである。聞くと、直前まで「あたしはここにおる」とねばっていたが、一人でおしっこもうんちもできんでしょ、という母の決め台詞にとうとう観念したとのことだった。まあ可哀想だが仕方ない、あたしたちは忙しいのだ。
 ホテルオークラに母の着物を届け、霊南坂教会に婚礼衣装を置き、赤坂維新號で引出物の袋詰め、渋谷東急で豆を引き取り、青山の二次会会場で再び袋詰め、実家に寄って手持ち荷物をピックアップ、帰宅すると夜の8時だった。ふう。
 結婚式をするにあたってコーディネータの類いを頼まなかったためすべて自分たちの好きにできるけれど、その反面不安も大きい。バスや黒塗り、楽器に花屋、もちろんぬかりないように手配したけれど、本当にぬかりがないかどうかは明日にならないとわからない。少しでも安くあげようとネットで探した格安の業者ばかりで、いまいち信用がないというのは自業自得、信用は金で買うものなんでございますねえ。
 明日は6時起き、大好きな人たちといっぺんに会えるなんて本当にすごいことだと思いながら、11時には床に就く。

投稿者 shiori : 11:52

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