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2006年03月17日

日記: ハッサムチューオー

ミックの兄夫婦と紀尾井町で食事、ムール貝の酒蒸しやオニオングラタンスープなど。ハウスワインが美味。彼らは今春より北海道は発寒中央という身震いしそうな番地に越して行くのだが、なんでも近所にはヒグマも出るという野性味溢れる地区らしい。福田和子くらい追い込まれでもしない限り北国に住まうことはないと考えている身としては、というのも緯度的に(温度的に)東京が限界という単純な話なのだが、北海道へ異動命令なんてのは赤紙に匹敵するのだけれど、彼らはむしろ山が綺麗だ物価が安いと歓迎するむきもあり、人は色々なのだった。でもこれがパリやニューヨークへ異動命令だったら緯度なんてちっちぇえことは言わずに飛んで行く心づもりはできてるんだぜ。帰り道、些細なことでミックと諍い、電車に乗っている間中口論は続いた。より厳密な言い方をすれば、些細なことと済ませば済ませられるが、いずれ直面するであろう困難の萌芽と捉えれば不問に付しがたい部分もあるといった事柄。過ごす時間が長くなれば喧嘩も増えるでしょう、それは当然だのそれも幸せだの、けっ、そんなお片付けの言葉がうさん臭い夜。

投稿者 shiori : 11:27

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