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2006年02月27日

日記: 南進

ジムで汗を絞り出したのち羽田からフライアウェイ、空港の滑走路というのは風速風向きを年単位で検証してもっとも穏やかな方角に設計されているのだがそれでも風はふとした加減であらぬ方向に吹き荒れるもの、よって着陸時に追い風をもろに受けて止まるものも止まらず鉄の塊が民家に突っ込んで大破炎上即死なんてことも十分ありうるまあ恐ろしい、だから一般家屋群に腹をこすりつけるような格好で入港せざるをえない場合もあり、それにしてもずいぶんな爆音、あんなもの年中聞かされたんじゃあどうにかなっちまいますよ、賠償金ふんだくってとっとと引っ越したほうがよかよか、若いもんは好きにすればよかよか、だがわしは絶対に動かんぞ先祖代々耕し続けた田畑2ヘクタール、玄関には桜、勝手口には侘助、わしはここで生きてここで死ぬのじゃ、そうですかそれなら結構そのかわりうるさいと文句いうなよくそじじい、そういう攻防の見え透く風景、17:30宮崎空港着。
『櫂のや』という郷土料理の店にて、宮崎牛、穴子、筍、空豆の炭焼き、鶏のレバー刺し、からすみ、焼酎をなめる。筍絶品。父宅泊。

投稿者 shiori : 13:54

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