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2005年05月15日

日記: チックコリア

1、チック・コリアは丸々と太っていた。
ずいぶん太ったね、と言いながら思ったのだが、ならば以前は痩せていたのかと言えばそれもよくわからない、顔さえもうろ覚え、彼の外見に注意を払った記憶がないのだった。
実際、どんな外見だろうが、別に構わないのですよ。
ジャズはロックと違って、プレイ以外の付加価値がつきにくいジャンルなのですよ。
ふとっちょチックのコンサートを3時間ほど堪能する。
百戦錬磨という言葉がぴったりで、何があっても最高の音楽を提供できる風格が漂っていた。
アンコールではかの有名な「スペイン」を演奏したわけだが、終盤にさしかかるとコール&レスポンスが始まったのには度胆を抜かれた。最後には、歌うにはあまりにもむつかしいリフを無理矢理歌わせていた。
あの手拍子の部分です。ううむ。

2、近所の居酒屋で夕食を食べる。
隅の席に50過ぎのしがない禿げおやじとむやみに化粧の濃いしわくちゃのおばさんが座っていて、明らかに夫婦ではなくて、何度も間違いが起こっていそうな様子で、それは興味津々でした。
韓国焼酎をボトルキープしていて美味しそうに飲んでいたが、値段を確認すると一本850円だった。ははは。
これから「ワールド」(近所のラブホ)に行くのか、それともすでに行ってきたのか、予想してみたが真実は薮の中。
そういう人々のまぐわいは想像するだけで体が火照ります、ライクアバージン。

投稿者 shiori : 14:50

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